新型KYMCO MXU700 EXi EPS

迫力あるデザインと汎用性に優れた本格的な装備

新たに採用されたアイコニックなハニカムグリルは洗練されたフロントフェイスを作り上げるとともに、開口面積の拡大によりラジエーターへの導風量を向上。また燃料タンクをラジエーター後方からリアシート下に移設したことで低重心化とラジエーターの排熱効率向上を両立、先代から引き継がれた4輪独立懸架サスペンションと軽量なボディ、強力な低速トルクを発揮する694cc水冷４バルブ単気筒エンジンといった基本コンポーネントによる優れた悪路走破性能を更に向上しました。

操作性に優れたボディサイズと電動パワーステアリング

全長2,210mm全幅1,220mmという軽自動車より一回り以上コンパクトなボディにより、自動車が侵入できない狭い道での取り回しを可能にしました。また標準装備された電動パワーステアリングによって停止中のハンドル操作も少ない力で行うことができるので狭い道や悪路での方向転換も容易に行うことができます。

路面追従性とトラクション性能に優れた足回り

サスペンションは前後とも路面追従性に優れるダブルAアーム式を採用、リアサスペンションにはスタビライザーを標準装備することでコーナーリング時の安定性を高めました。
標準装備となるニューデザインの14インチアルミホイールには、エアボリュームが大きく悪路でも強力なトラクション性能を発揮するオフロード専用タイヤを装備。フロント幅８インチ（約205mm）リア幅10インチ（約255mm）外径は共に26インチ（約660mm）とオフロード専用車ならではの迫力あるサイズを採用しています。
四輪に備えられたディスクブレーキはブレーキレバーによる前後独立制動のほか、フットペダルによる全輪制動が可能な３WAYタイプを採用しました。

悪路走破に特化した3アングルとワイド＆ショートなディメンション

オフロード専用に設計されたボディはアプローチアングル63°、ランプブレークオーバーアングル52°、デパーチャーアングル66°という優れた対障害角度を確保。フロア部で260mmを確保した最低地上高や、フロント990mm、リア970mmのトレッド、1,297mmのショートホイールベースにより優れた悪路走破と狭路での運用性を両立しています。

トランスミッション

CVT方式による無段変速のオートマチックトランスミッションは、レバーセレクトによるHI↔️LOの副変速機構のほか、手元に備えられたスイッチで2WD↔︎4WD↔︎4WDデフロック切り替えが可能、走行状況に応じて駆動方法を変更することが可能です。後輪の駆動はデファレンシャルを介さない左右輪直結方式のため2WD状態であっても高い走破性能を発揮します。

エンジン

Φ102mmのビッグボアを誇る695cc水冷4ストロークSOHC４バルブ単気筒エンジンはフューエルインジェクションによる高度な制御によりスムースで力強い特性と軽量化を両立。単気筒ならではの低回転からの鋭いピックアップと強烈なトルクによって優れた悪路走破性能を発揮します。